独学でもwebデザイナーとして独立できるのか現実的に考える②【システム化すれば即独立できる】

シゴト デザイナー フリーランス 独学

「独学でもwebデザイナーとして独立できるのか現実的に考える②」
“現実的に”というのがポイントかなと思います。

“具体的”でもあるんですけど、“現実的に”というのは「頑張れば夢は叶う」とか「根性だ」みたいな精神論ではない考え方になります。
会社を大きくしていきたい人向けの内容も一部含まれます。

お疲れさまです、りんです。

私はデザイン関連の学校に行かなかったんですけど独学でデザイナーになって名刺、パンフレットなどの紙媒体のデザインやWEBデザインをして生きています。今は会社を経営していて、デザイン関連の事業を複数展開しているといった感じです。

webデザイナーのお仕事に興味のある人から「独学でも大丈夫なのかな?」というお悩みを聞くことがあります。

わたしは独学ですが、実績としては有名な企業や著名な方のデザインを手掛けることも出来ました。最初から特別な人脈があったわけでもなく、特にフォロワーも多くないです。

こんな感じで特別な事は何もない中で、独学でも大きな実績を積んでこられた結果があるので独学でも問題ないかなと思っています。

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独学でもwebデザイナーとして独立できるのか現実的に考える

目 次

システム化すればwebデザイナーとして“即”独立できます。
システム化とは“作業分担による効率化”です。

  1. 利益を上げる=経験値を上げる
  2. 実際の注文の流れ
  3. 利益が下がってでも時間を作った結果、利益が上がったお話

「①独学でデザイナーになれる理由5つ」はこちらからどうぞ

独学でもwebデザイナーとして独立できるのか現実的に考える①【独学でデザイナーになれる理由5つ】

それでは順番に解説していきます。

1.利益を上げる=経験値を上げる

“フリーランスとして独立”を考えている人向けの重要なポイントです。

利益=経験値であって、
ただ単純に数字のみを追う事とは少し違うかなと思います。(でも数字は大事です)

わたしは実際にフリーランスのwebデザイナーとして独立していますが、このお話を知っていたらもっと早く独立して利益(経験値)を上げていくことが出来ていたと思っています。

結論から言うと、システム化することが頭にあれば独学でもwebデザイナーとして“即”独立できます。

即行動=即独立=即利益 になっちゃうお話です。

「レストランを開きたい!でも料理が出来ない…」

これって大問題ですか?

「それじゃOPEN出来ないじゃん!」
と思った人は会社員思考が強いかなと思います。

経営者思考で言うと、料理人雇えばいいってだけのお話なんです。
自分が全てを網羅している必要はないんですよね。

もう1つ例をあげると
野球の監督が全ポジションを選手より上手に完璧にこなせるわけじゃないですよね。

監督は野球が上手じゃなくても“選手やチームを活かせること”が大切です。

webデザインにおいても、アートディレクター(総合演出)的ポジションを取れれば全ての作業を完璧に習得していなくてもOKです。

それが、最速で独立して利益を上げられるポイントになります。

意外とみんな
「まだわからない事があるから…」
「完璧になっていないから…」

といった感じでスタート地点に立つまでに消耗してますよね。

全ての技術を完璧にするって相当な時間がかかりますし、年1回しか使わない程の技術に時間かけて学ばなくてもいいのかなと思っています。

なので即独立できるようディレクター的ポジションとなって行動して利益と経験値を同時進行で上げていきましょう。

2.実際の注文の流れ

注文後どういった流れになるか説明していきます。
結論から言うと、自分の守備範囲外の部分は委託しようというお話です。

わたしも過去に、
アメブロカスタマイズの注文がきたのですが、アメブロをやってないという理由で断った経験があります。

でも断るのではなく、デザインをわたしがやってカスタマイズを委託すれば済んだ話なんです。

他にも例をあげていきます。

「可愛いポップなデザインを注文されたけど苦手…コーディング(プログラミング、HTML)は出来るのに…」
→そういったデザインが得意な人にデザイン部分を委託
 自分はコーディングをする

「アニメーション効果多用の、めちゃくちゃ動きのあるサイト…作れない…」
→そういった制作ができる人に委託
 自分は構成をする

といった具合です。

「出来ない注文受けていいの?」「自分がわからない事は怖い」という不安もあると思います。

でも組織で考えたら当たり前に専門部署がありますよね。
作業を分担して、それぞれの専門家として作業に従事できるようにしている訳です。

ひとりでフリーランスとして独立するとこの思考が欠落します。

全て自分がやらなきゃという思考になり、頼ることを忘れるので
守備範囲外の注文は出来ないから断る、という誰も得しない悪循環が起こります。

そういった思考は捨てて、自分はディレクター的ポジションになり、守備範囲外のものは委託し、それぞれの専門分野に注力して完成させましょう。

つまり“わからない自分を認めている”ので、その分野に詳しい人にお願いする形になり、わからないまま半端に作業する事もなくなります。結果としてお客様にとっても良いことかなと思います。

誰に委託するか

断らなければならなかったような注文も受けられるという事がわかったと思うので委託先を確保しておきましょう。

ランサーズやクラウドワークスが有名です。
そういったサイトでもOKですが、出来れば個人ではなく組織で動いている人を探しましょう。

委託、外注で失敗しない方法。100人以上に募集かけた結果。
(準備中)

3.利益が下がってでも時間を作った結果、利益が上がったお話

過去のわたしはシステム化の思考がなかったので、本来なら最速で利益を上げられたのに、ひとりで多忙になり注文を受けきれずに流してしまっていました。

システム化したら利益(経験値)は上がります。

※この辺りは会社を大きくしたい人向けの考え方かもです。

現在のわたしの場合は好きなデザインだけをして、ホームページ(Wordpress)に構築していくコーディング(プログラミング、HTML)部分は委託しています。
そうすることで好きなデザインのみに集中して作業が進められます。

お客様とのヒアリングにも時間をかけられますし、他に自分が学びたいことにも時間をかけられます。

「多忙=良い事」と思われがちです。

独立して1番と言っていいくらい問題になるのが『手一杯』になってしまう事です。

言葉を選ばないで言うと、手一杯=全てがストップ です。

多忙が続くことで得られることもあると思いますが、時間のある人の成長と比べたら差は歴然かなと。
時間はあってこそだと思っています。

「でも委託料を払う分利益が減りますよね?」「委託料が高かったらやだな」と利益について考えてしまうと思います。

でもそれって原価率や作業時間のロス等をきちんと算出できていないのではないかなと思います。

【ホームページ制作30万円の受注内訳】
・ デザイン(自分がやる部分)18万円
・コーディング(委託部分)12万円

凄い単純計算ですが、こんな感じで作業時間は約半分になります。

もう少し詳しく算出します。

通常の制作期間一ヶ月としましょう。
時間的な問題で1ヶ月1件の制作と仮定ます。
通常の制作期間てこんな感じです。

Aさん [ホームページ制作30万円全て自分で行う]
・2ヶ月で30万円×2件制作可能
 =60万円

Bさん [ホームページ制作30万円分担してデザインのみ行う]
・2ヶ月で18万円×作業時間半分なので4件制作可能
 =76万円

同じ2ヶ月でも変わってきますね。

更に重要なことですが、BさんはAさんの倍の4社から名刺、チラシ等の派生したデザイン制作の受注も入ってきます。

2ヶ月でAさんの倍の人脈、注文、利益、つまり経験値もアップです。

長くなりましたが以上の事から、独立して会社を大きくしていきたいという目標のある人はシステム化する事をしっかり頭に入れて動くべきと思います。
完全なる経営者思考でのぶっちゃけですが、コーディング(プログラミング、HTML)のお勉強をしなくてもwebデザイナーになれちゃうといった感じです。

(わたしは初期はコーディングしていましたが手一杯になり徐々にシステム化しました。)

まとめ

  1. 利益を上げると経験値も上がる
  2. 自分の守備範囲(好きな部分や得意な部分)以外は委託、外注
  3. 作業分担して効率化すると利益だけでなく受注数も上がる=経験値アップ

という事で以上です。

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それではお先に失礼します。
お疲れさまでした。