【体験談】知識なしでWEBデザイナーになってみた【必要な知識・注意点・対処法】

デザイナー フリーランス 独学

知識なしでWEBデザイナーになることも可能だと思っています。
しかし当然ですが知識不足は問題です。必要な知識や、どんな事に注意したらいいか、その対処方法などを解説します。

YouTubeでも解説しています。
動画の方がわかりやすいよって方はこちらからどうぞです。

お疲れさまです、りんです。
わたしは独学でWEBデザイナーとして独立して、実績としては大手企業や著名な方のデザインも出がけることが出来ました。

大した知識はありませんでしたが、その現実を理解して

「どうやったらお客様に迷惑をかけず、自分に足りない知識や技術を補っていけるか」

模索しながら、現在まで経営を続けてきました。
そういった経験から、知識がないままフリーランスWEBデザイナーになるとどうなるか実体験から解説していきます。

1.知識が満たされる事はない

どんなに勉強しても知識や技術にゴールはないと思っています。

理由は、自分だけの進化ならいつか追いつく可能性もありますがデザインやWEB自体が進化していっているからです。
イラレやフォトショに関しても出来ることや、デザインの流行が変わったり、色々変わりますよね。
なので追いつくこと、満たされることはないんです。

「スクールに通ったらゴールはあるんじゃないの?」と思うかもですが、
これも同じことで、スクールで学ぶ内容も10年前と10年後では絶対内容違います。

今学んだことは今しか通用しないので、応用していかなければならないと思います。
知識が完全に満たされたと言う人は、勉強することを勉強と思っていない楽しめるような人か、ただの自信過剰な人かもです。

基本的には、知識が満たされた「完全体WEBデザイナー」というのは存在しない、ということです。
満たされる事のないものを満たされるまで頑張るの効率的じゃないということになります。

なので、おそらくですがほとんどのWEBデザイナーが「知識なし」属性と思っていいと思います。
知識の大小の違いだけです。

コードに詳しいけどデザインが苦手な人もいるし、ヒアリングは得意だけど営業は苦手とか、その差だけかなと思います。

つまり今、WEBデザイナーを目指してお勉強中の人もいつでも同じ土俵に立って全く問題ありません。
(ですが、やはり絶対必要な知識はあると思いますので更に解説していきます。)

2.ないと困る知識

WEBデザイナーに限らないのですが、1番回避したい事は「お客様に迷惑をかけること」だと思います。
詳しく言うと“取り返しのつかない”迷惑、です。

WEBデザインにおいて、お客様にかかる迷惑材料として予想されることは大きく3つあると思いますので順番に解説します。

  • 料金
  • デザイン
  • 構築(プログラミング・コーディング)

料金

料金は明朗会計で金額をしっかり提示していれば一切問題ない部分です。
追加料金が発生するときも、発生する前に伝えていればお客様に選択権があるわけですから迷惑はかからないはずです。

デザイン

デザインは修正の工程もあるので、事前の確認ができるため迷惑はかかりにくい部分です。

ですが、更に言うと
料金発生のタイミングを最初のサンプル提出(第一段階のデザイン)の後に支払ってそのまま進めていくか、支払わないでキャンセルするかを決めて良いものとしていれば「明らかに違ったテイストで合わないデザイナーとそのまま進めていかなければならない」という迷惑状態にさせないで済むと思います。
ちなみにわたしはこの流れでやってます。
ここもやり方次第で充分に防げるので問題ない部分です。

完成までの流れの例

  1. ヒアリング
  2. デザイン提出 ※ここでキャンセルも可
  3. お支払い
  4. デザイン修正
  5. 完成・納品

構築(プログラミング・コーディング)

構築は問題発生してからじゃないとお客様自身が気付けない部分です。
おかしなコードになっていても普通の人は見て判断できません。
なのでその時大丈夫でも後々どうなるかはわからないため、この構築部分が1番必要な知識かなと思います。

3.知識なしでWEBデザイナーになる方法

先ほどお伝えしたように、ないと困る知識は構築(プログラミング・コーディング)部分と思います。

「ではプログラミングをマスターしないとWEBデザイナーになれないってこと?」
そうではなくて、この部分を委託・外注してプロに任せることで、完全体WEBデザイナーに近づけます。

「委託・外注すると利益が減る…」という人が現れますが、それは金額の見直しが必要です。
プロに委託しているわけですから経費が上がる、つまりお客様が支払う料金が上がるのは仕方ないですけど当然ということです。

構築が苦手なら構築を委託して解決、ということは他の部分にも応用できるので「営業が苦手なら営業代行」「デザインが苦手ならデザイン部分だけ委託する」等、100%のWEBデザイナーになろうとゴールのないゴールに向かっていく前にビジネスとしてはスタート出来てしまうのです。

「できない仕事を受けるのって無責任じゃないの?」と思う人もいるかもですが、出来ない知識・技術にもかかわらず自分だけでやっている方が心配かなという印象です。

  • できない知識・技術もあるけれど自分ひとりで頑張っている人
  • できない部分はプロに委託している人

後者が安心です。

でも、構築もデザインも完璧になれたら1番いいですよね。
それは自分が将来どうなりたいかで逆算して決めるといいと思います。

4.まとめ

  • 知識が満たされる事はないので良きタイミングでいつでも独立していい
  • ないと困る知識は構築部分(プログラミング・コーディング)
  • でも委託、外注すれば構築部分に限らず知識なしでもビジネスとして行える

以上になります。

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