【実体験】下手するとフリーランスでは生活できません【稼げない】
まず結論ですが、フリーランスは下手すると大して稼げないので生活ができません。
独立から2年は赤字覚悟だよなんて言いますけど、その同じフィールドにいないで無視して頑張った方がいいと思います。
YouTubeでも解説しています。
動画の方がわかりやすいよって方はこちらからどうぞです。
赤字体験から学んだこと
実体験なんですが、わたしは最初、WEBデザインではない業種で起業していて赤字で失敗しています。
ですが現在のWEBデザイン事業では黒字になっていますので、稼げなかった時の原因を分析して、黒字にできる解決方法も合わせて説明していきます。
これやってると稼げなくなっちゃうよっていうのを3つにまとめました。
- 利益追求をしていない
- 料金を安くしてサービスをしている
- 「やりたい事」と「やれる事」を理解していない
- 皆さんのやっていく業種にあてはめて考えてみて頂けたらと思います。
順番に解説していきます。
1.利益追求をしていない
独立するときに「稼ぎたい」というのが1番の目的の場合は大丈夫かもなんですけど、独立する理由が例えば「人の役に立ちたい」とか「自分と同じ境遇の人を助けたい」とかだと稼げなくなる可能性があります。
その「役立つため」「助けるため」に、まずお金が必要なんだって理解して動けていれば大丈夫なんですけど、思いが先行していると次のようなマインドになります。
- 人の役に立てるなら利益が少なくても頑張れる
- 自分と同じ境遇の人を助けられるなら無理できる
上記です。わたしもそうだったんですね。
でもそのマインドは絶対悪い事じゃないんです。
それで成功していく人もいっぱいいるじゃないですか。
でもそのマインドを次のように変えていかなければ
稼げません = 生活できません
- 人の役に立つために稼ぐ
- 自分と同じ境遇の人を助けるために稼ぐ
利益追及は絶対条件と思った方がいいです。
お金さえあればその理想は叶います。
お金があったほうが叶う確率も上がります。
助けられる人も増やせるし役に立てる規模も大きくできます。
「お金じゃないよ」っていう人もいると思うんですけど、稼いだことない人が言う「お金じゃない」は、ちょっとださいんですよ。
中古の軽自動車しか乗った事ない人が「外車は壊れるから乗らない~」とか言ってるのださくないですかね。同じです。
稼いでいれば壊れてもすぐ修理できるんです。
セカンドカーも持てるんです。
なので、まずは想いを先行するのではなく、その思いを叶えるために利益追求をするといいと思います。
2.料金を安くしてサービスをしている
1で解説したように「人の役に立ちたい」とか「自分と同じ境遇の人を助けたい」とか、そういった強い思いが先行すると、商品の料金を安くして貢献しようとしてしまいます。
割引、友達価格、セールなどをやりすぎます。
安さで貢献って、確かに貢献できるとも思うんですけどメリットはほぼないです。
まず、これをやりすぎると客層が変わってきます。
どんな風に変わるかというと、当たり前ですけど商品の良し悪しというよりは安さ目当てのお客様が増えるわけですよね。
「でもお客様が増えるならいいんじゃない?」と思うかもですけど
そのお客様っていうのは、安さ自体に反応しているわけで、商品の品質そのものに反応しているわけじゃない可能性が高いです。
つまり、同業他社が自分より安い価格で同じ商品を販売したら普通にそっちに流れていってしまいます。
更に安さっていうのは、基本的には大手に勝てません。
大手が安くすると決めたものって、フリーランスが同じように安くしたら赤字になるんですね。
仕入れの関係とか、組織でやれることとか、諸々の理由でほぼ勝てないとおもいますし、勝つために更に安くしたところで利益も減ってしまうので稼げなくて生活できなくなってしまいます。
サービスしたい時はどうする?
「サービスしてあげたい」とか「安くしてあげたいときはどうするの?」と思うときもありますよね。
それは技術で貢献すればいいんです。
お金じゃなくて対応で返すんです。
例えばWEBデザインだったら
「SNSで投稿できるような画像をサービスで作る」とか「ロゴデザインしてあげたお客様に、そのロゴをもとにした携帯の待ち受けをサービスで作ってあげる」とかですかね。
料金が安いのも喜ばれると思うんですけど、もう少し違う次元にいくと
良いものにはきちんとお支払いしたいとか、高くていいからしっかりやってくれる人がいいとか、サービスの内容が料金どうこうではなくなってくるので大丈夫と思ってます。
なので、フリーランスは安さで勝負していくメリットはほとんど無いと思います。
安さではなく、技術や対応で貢献することをおすすめします。
3.「やりたい事」と「やれる事」を理解していない
個人的にはこれが1番重要な問題であり、気づきでした。
「やりたい事」と「やれる事」っていうのは全く別物です。
「やりたい事」っていうのは想いがあって、やってみたいと感じることですよね。
「やれる事」っていうのは想いはないんだけど、簡単にやれちゃう・簡単に上手くいくことです。
基本的には、やりたい事より、やれる事に需要があって求められていることがおおいです。
自分がやろうとしている事がやりたい事なのかやれる事なのかわからないよっていう人は見極め方があるんですけど、
人から頼まれたりお願いされるような事「~作って」とか「~やってほしい!お願い!」と言われるようなことが「やれる事」です。
なので、今やりたいと思っていることが人からお願いされたり頼まれたりしているんだったら最高です。
そうやって、やりたい事とやれる事がイコールだから最高なんですけど、そうじゃない人もいるんですよね。
わたしの場合だと、最初の事業には強い想いがあってやりたい事でした。
でもやってみると向いてない内容が多かったりとか、少しやだなって思うことが多かったり、何より結果に出ないんですね。なんかしっくり来ないし赤字でした。
で、デザイン事業がやれる事でした。
お仕事にしたいと思って始めたわけでもなく、ずっと無料でいいって思っていたのにたまたまお金払いたい人が現れただけで、強い想いなんてないのに上手くいっちゃった事なんですね。
そしてきちんと結果に出て実績ができていく、それがやれる事なんです。
なので、自分がやろうとしている事は「やりたい事」なのか「やれる事」なのか理解しているといいです。
やりたい事には想いがあって、やれる事には需要があります。
「でもやりたい事をやりたい」「自分がやろうとしている事はやれる事ではなくやりたい事でした、どうしよう」と思った方もいるかもですが
今は需要が無くても、需要を作れればいいわけですから狙って頑張っていくのもいいですよね。
それを理解していることが大切なので、わたしの場合は見切りつけちゃったんでけどやってみて駄目だったから後悔してないです。
でもこれから独立する人には成功してほしいし頑張ってほしいって思ってますので、めちゃ応援しています。
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まとめ
フリーランスで下手して生活できなくならないためには
- まずはしっかり利益追求をして
- サービスは安さではなく、技術や対応で貢献する
- やりたい事とやれる事は違って、自分がやろうとしている事はどうなのか1度考えて戦略を立ててみる
以上になります。
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