WEBデザイナーの仕事の流れは自由です【独立後のイメージ】

シゴト デザイナー

独立したフリーランスwebデザイナーのお仕事の流れは自由で問題ないです。その理由について解説していきます。

フリーランスのWEBデザイナーとして独立後のイメージが知りたい人向け
「どんな流れで仕事していくんだろう…」「自由にいきたいんけど大丈夫かな…」といった疑問に答えます。

お疲れさまです、りんです。

わたしは独学でデザイナーになって名刺、パンフレットなどの紙媒体のデザインやWEBデザインをして生きています。
現在は会社を経営していて、実績としては有名な企業や著名な方のデザインを手掛けることも出来ました。

結論から言うと、独立したフリーランスwebデザイナーのお仕事の流れは自由だと思っています。

大枠は皆さん似ているかもしれませんが、自分に合ったスタイルでいいかなと思います。

実際のわたしのお仕事の流れを例に解説していきます。

お仕事の流れ

  1. ヒアリング
  2. デザインサンプル作成
  3. 契約締結
  4. 構築(プログラミング・HTML)
  5. 提出・修正
  6. 完成・納品
  7. アフターフォロー

1.ヒアリング

お客様と打ち合わせします。
わたしは対面打合せが苦手なのでほぼLINE、メール、zoomで終わらせます。

対面希望の方には別途打合せ料金と出張費を設定しています。(それくらい自由)

2.デザインサンプル作成

1のヒアリングで得た情報をもとにデザインをしていきます。
トップページで、最低でも2案は作ります。

全体的なデザインの違いで2パターンと、細かい部分でボタンやメニューの違いなどでもパターンを用意しておきます。

3.契約締結

2のデザインを提出して、次の工程に進む段階の時に契約を締結します。
フリーランスだとこの工程を甘く見てる人多いかもです。わたしもそうでした。

LINEやメールなどの文面でも契約になるのですが、お客様自身がそれをわかってないパターンがあるのできちんと「契約書」としてサインを頂き契約しましょう。

わたしが色々なお客様に出会いながら、弁護士に相談を重ねて最終的に行き着いた契約書も後日公開しますので参考にして頂けたらと思います。

4.構築(プログラミング・HTML)

2で作ったデザインをベースに全てのページを作っていきます。
ほぼ完成じゃんってくらいのところまで進めます。

迷ったら複数作ってお客様に目で見て選んでもらえるようにしておきましょう。
わかっている事ですが、全て作り直し=時間がかかります。
全てが作り直しにならないように細かい部分は選択肢を作り、選んで決めてもらって、それから全てを作っていくと効率的です。

5.提出・修正

4を提出して更に細かい部分を打合せます。
この工程を何度か繰り返し、お客様にとっての120点を追求します。

フレームワークやデザインだけだった段階と、実際にWEBページになり動き始めるとほぼ確実に修正箇所が出てきます。

そのため、修正回数に上限を設けている業者さんも多いです。
ちなみに弊社は修正回数無制限です。理由は後ほど説明しますが、高単価でお客様ファーストな業者でいたいからです。

6.完成・納品

完成したら納品です。
お客様が扱いやすいよう、 使用したパス等すべてまとめたデータもお渡しします。

パス等の管理を行わない場合はお客様に管理して頂くことになるので、次回のご注文の際に自分自身もわかりやすいようにまとめておくと双方にとって便利です。

パス等の管理を行う場合はサイバー保険に加入することをおすすめします。
個人情報漏洩の保証をしてくれます。結構幅広く守ってくれます。

7.アフターフォロー

完成後の保証期間で動作確認などをして頂きます。
不備が発見されたら対応します。

完成時にどんなに最終確認をして頂いても、お客様自身気付かない部分が出てくることが多いです。
なのでそれを見越して、保証期間を設けておきます。

弊社での保証期間は最終確認終了後3~7日間で、それ以降の修正・変更は別途見積もり。といった感じで契約内容や状況に合わせてお伝えしています。

流れはこんな感じで以上です。

自分に合った流れでいい理由

仕事の流れは自由でいいんだなと思えた理由についても解説します。

先ほど紹介した流れの中で、多分ほとんどの場合はいきなりデザインに入る事ってないです。
普通はワイヤーフレームから作るかなと思います。

わたしの個人的見解になりますが、WEB制作に不慣れなお客様からするとワイヤーフレームさえ想像上のものです。
出来上がった時に初めて「そういう意味だったんだ!」となります。

なので実際に完成品に近い形でデザインしたものを見せてあげられた方がイメージに相違がなく、お客様としても安心なんじゃないかと思ったのです。

もちろん必要な場合はワイヤーフレームも作成しますが、普段はこれ省いていきなりデザイン制作します。
わたしにとって、ワイヤーフレームの有無はそこまで手間じゃないので問題なしです。

契約締結の有無やタイミングも多様ですよね。

一般世間がどうかよりも、自分がどういう対応をしたいか、自分にとって楽で効率的な方法はどれかという基準で決めていいかと思います。

「手間じゃん…」「何度もデザインするのはきつい…」と思うかもですが、それならそれでOKなんです。
どっちが駄目とかじゃないんです。

わたしの場合は新規獲得に特化していないので“いかにリピーターになってもらえるか”を考えた対応をしているだけです。

更に言うと、webデザインのお仕事の大半であるのが“デザイン”と“構築(プログラミング・HTML)”です。
ですが全く別物なので、得意なものを活かした方法など、自分にとって効率的な流れがあると思います。

繰り返しになりますが、お仕事の流れ(進め方)は自由です。

自分がどういうwebデザイナーになりたいか、何が効率的かを理解することが重要になるかもしれませんね。

逆算して考える

考え方としては逆算ですね。

わたしは「営業活動しなくて済む、単価の高いフリーランスwebデザイナー」になりたかったので、お客様ひとりひとりに甘々対応で、大手企業がカバー出来ないような繊細な部分まで対応しています。
お客様ファーストで、「りんさんならわかってくれる!」と思ってもらえる仕事をしたい、といった感じです。

そこをゴールにするための流れにすると、こんな感じでした。

まとめ

お仕事の流れについてまとめると下記の通りです。

  • 流れは自由でいい
  • 自分の得意不得意や効率を考える
  • 自分がどうなりたいかで逆算

以上になります。

【ルーティーン】フリーランスwebデザイナーのお仕事密着【使用品】
独学でもwebデザイナーとして独立できるのか現実的に考える①【独学でデザイナーになれる理由5つ】

YouTubeでも解説しています。

Twitter

フリーランス・独学・WEBデザインについてツイートしています。質問もTwitterで受け付けていますのでお気軽にどうぞです。

Rin/独学でデザイナー/YouTubeで初心者向け講座‏(@rindesign_2017)

それではお先に失礼します。
お疲れさまでした。