【秒で独立】独学でWEBデザイナーになるまでの時間と詳細
「現役のWEBデザイナーに聞いてみたい事ってありますか?」という内容でアンケートさせて頂いた結果、「独立や就職までの歩み」を知りたい という票が多いという結果になりました。
『WEBデザイナーのリアル』
Rin/独学WEBデザイナー/YouTube進出 @rindesign_2017
WEBデザイナーを目指している・興味がある・独学している方、そして同業者の方も!
現役の人たちに聞いてみたい事ってありますか?
その他の質問もリプで教えてください。
・独学or学校のメリットデメリット
・独立や就職までの歩み
・失敗談(大変だったこと)
・お金事情
お疲れさまです、りんです。
わたしは独学でデザイナーになり、現在は独立していて、実績としては大手企業や著名な方のデザインを手掛けることもできました。
そんなわたしが独立するまでの歩みをお話していきます。
YouTubeでも詳しく解説しています。
独立までの時系列
高校生の2、3年間ホームページ制作にハマり、就職した先でイラレ・フォトショに出会ってハマります。
その間ずっと無料で作っています。
その後有料化して約1年後にデザイン業に本腰を入れた、という流れです。
「デザイナーになろう!」と思う前にお客様が来ていた状況なので、WEBデザイナーになるまでの時間は秒でした。
何故独立したのか・独立できたのか
WEBデザイナーになろうと思っていなかったのになぜ独立できたのか、理由は3つあると思います。
- 趣味で無料提供しまくっていたため既に見込み客がいたこと
- その趣味でやっていた期間があったこと
- 経営の経験があったこと
=就職するという考えがなかった
(ややこしくなるので時系列の表には記載していません。)
この結果を逆算していけば、現在フリーランスWEBデザイナーを目指している方にとっても充分に再現可能な方法だと思っています。
独立するまでを更に深堀り
わたしがどんな風にデザインに携わっていったのか、意外と未成年のときからデザインに関するようなことには触れていたかなと思うのでその辺りのお話と、収益化までの時間や具体的なお話をしていきます。
幼少期
わたしは絵を描くのが大好きな子供でした。
上手くはなかったですが、大人をざわつかせる絵を描きまくって度々受賞してきました。
思春期になって絵は好きじゃなくなりますが、適当に書いても受賞していました。
高校生
高校生からはホームページ制作にハマります。
きっかけはホームページを作る授業です。
授業で習ったタグを使って、パソコン・携帯からホームページ制作をしていました。
当時ホームページのランキングサイトが流行っていて、割と上位とか1位にもランクインしていました。
この時は完全に遊びです。
就職
デザイナーを目指すこともなく就職します。
就職した先で「手伝ってほしいことがあるから」と、イラレ・フォトショをもらえた事がきっかけとなり、独学でデザインを始めます。
それから6年程、会社に勤務しながらホームページ制作、名刺、チラシ、ロゴなどのデザインを無料で行っていました。
会社設立
デザインではない事業で会社を設立し、この時にデザインに力を入れ始める決定的な出来事が起こりました。
わたしの会社のパンフレット制作を業者に依頼して完成品を見たときに「あ、自分でやった方がいいな」と感じたのです。
自分のほうが早いし、やり取り不要だし、自分の事業に対して自信が持てるデザインを作れるなと確信しました。
そして他事業を行いつつ、デザイン制作を継続して無料で行っていきました。
有料化
無料でデザイン制作を行っている中で“有料希望者”が現れます。
「無料でいいですよ」と断っても「ちゃんと払います」と言ってくださる人です。
そういった有料希望者が増えたタイミングで他事業からデザイナーにシフトしました。
料金設定
料金の設定は、
- 初めて制作するものは相場の最安値
- その後からは正規料金
といった流れで行っていました。
例えばA4チラシのデザインを初めて作る、名刺は作ったことあるけどチラシは初めて、その際は最安値です。
数千円とかでやっていたと思います。
その次にまたA4チラシのデザインが入ったら正規料金にする、といった感じです。
営業活動
最初は営業活動していましたが、明らかに効率が悪かったです。
わたしの営業能力の低さなんですけど、
- 営業活動して受注すること
- 紹介されて受注すること
これらを比較したときに圧倒的に後者の数字が良かったので“紹介される事”と“リーピートされること”に注力する、と決めて現在まできました。
SNSで発信しているので、そこからご注文頂けることもあります。
最安値で試して次から正規料金で、徐々に値上げしていって相場の少し高いくらいでいったん落ち着きました。
「でも独学の経験が長いから独立しても上手くいったんじゃないの?」
「無料提供の期間が長い…」と不安に思うかもですが
経験が長いから技術があって上手くいくというのは、少し的外れな意見だと思っていて、確かに経験も技術も大事なんですけど、結局お客様の求めているものがわからないなら無意味なんです。
フリーランスでやるなら、経験も技術も、その部分には勝らないかなと思います。
お客様の求めを理解できる→デザインという形に表す
この段階で必要な技術はググればだいたい出てきますし、自分ができる範囲のものに応用していけます。
どうしても無理な注文なら他にまわすか、申し訳ないけどお断りすればいいだけかなと思います。
無料で作る期間については、わたしの場合はお仕事にする予定がなかったのでただひたすら長かっただけです。
2回目以降有料にしていけばすぐに無料提供から抜け出せるかなと思います。
まとめ
- WEBデザイナーになろうと思う前にお客様が来ていた状況なので、独立までの時間は秒だった
→ その状況を作り出せば秒でWEBデザイナーになれる - 経験や技術はある程度までで、後から蓄積していけば問題ない
→ 大事なのはお客様の意図を理解すること - たまたまWEBデザイナーになれたのはイレギュラー
→ 逆算して考えれば再現性の高い方法
こんな感じでわたしはWEBデザイナーになりました。
以上になります。
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