【インボイス制度攻略法】フリーランスは書類を1枚提出しましょう【個人事業主】
まず皆さんインボイス制度、ご存知ですか?
わたし全然知りませんでした。(安定の無知)
なので今回の動画も難しい単語や専門用語はほぼ出てきません。
YouTubeでも解説しています。
動画の方がわかりやすいよって方はこちらからどうぞです。
インボイス制度とは?
ぐぐってみると
悲報!みたいな、フリーランスに大打撃!とかって騒がれてます。
叩くだけなら無意味で、そういうのは時間の無駄になる思考なので、現実的にどう対策していけばいいかって考えた方がいいと思います。
税理士さんとかが専門分野ですかね、税務署の方にも確認はしたんですけど、まだあんまり詳しくない方もいたので認知度には差が大きいみたいですが、ぐぐれば情報はいっぱい出てくるので見てみてください。
インボイス制度に関係のある“フリーランス”の定義
ここで言うフリーランスとは免税事業者です。
消費税を納めていない、消費税の申告書を出していないフリーランスは当てはまります。
基本的には年間売上が1000万円以下の個人事業主が免税事業者となります。
1000万円超えたら課税事業者の申告をして消費税を納めなければならないです。
年間売上 1000万円以下は免税事業者
年間売上 1000万円以上は課税事業者
インボイス制度によって変わること
インボイス制度によって、課税事業者は事業者登録番号 というものが発行されて「税を納める資格のあるものだぞ」っていう、いわゆる資格証みたいなものをゲットできます。
これを請求書とか領収書に明記することが出来るんですね。
免税事業者は登録番号貰えないので資格証がゲット出来ません。
そうすると、課税事業者が免税事業者に対して商品を発注すると、消費税を控除できなくなって、発注する側、つまりお客様側の負担・マイナスになるんです。
逆に、これを課税事業者が課税事業者に対して商品を発注すると、消費税の控除が出来るのでいつも通りの処理ができて負担がないわけです。
ということは、課税事業者は免税事業者より課税事業者に発注した方がお得ですよね。消費税も10パーセントになりますしね。
その10パーセントをお得にしたいっていう理由だけで取引解消されちゃう自分っていうのも問題なのかなっていうのもあるので、普通ならそこまでじゃない気もするんですけどね。
ただ個人的には「免税事業者ですか?課税事業者ですか?」みたいなやり取りも面倒なので
解決策は「課税事業者になる」の一択です。
課税事業者になるとどうなるか
年間売上1000万円以下でもなれるそうです。
メリットは2点です。
メリット1.消費税の控除=お客様負担なし
先ほど説明したように自分も課税事業者になってしまえばインボイス制度怖くないんです。
消費税を請求書に記載して、お客様もその消費税を控除対象として扱えるのでお得ですよね。
メリット2.信頼感
基本的には年間売上1000万円以上の事業者が課税事業者になるわけですから、なんか儲かってる感出せますよね。
というか、
きちんとインボイス制度に対応して顧客のこと考えた動きをしている会社なんだって思ってもらえるような要素だと思います、し実際そのために課税事業者になるので万々歳のやつですね。
でも「手続きが大変なんじゃないの?」とか「課税事業者になったら消費税を納めなきゃになるってことはマイナスになるんじゃないの?」とデメリットに思うかもですよね。
それはもうやり方と考え方次第です。
必要な手続き
「消費税課税事業者届出書」1枚の提出だけです。
国税庁のホームページからダウンロードして記入して郵送でもして完了ですかね。
このくらいの手続きで騒いでると、法人成りしたときどうすんのって感じですよ。50倍くらい手続き増えますからね。
消費税を納める件ですが、その算出方法は
【売上で請求した消費税】-【自分の経費、仕入れで支払った消費税】
この差額を申告して支払います。
普通なら年1回だそうです。
てことは、基本的には消費税って自分のものになるお金じゃないわけじゃないですか。
ただ一時的に預かったものをそのまま納めているだけなので、マイナスっていうのはちょっと考え方が違うんじゃないかなと思います。
「それでもマイナスはマイナスだ!」「何かしらでマイナスが出る可能性も心配…」とかって思うなら
それはもう料金アップのタイミングですよ。
必要経費なんだから単純にメニューの料金を上げたらいいと思います。
で、料金アップっていうと罪悪感というか、悪い事のようなとらえ方する人多いと思います。言いにくいなぁみたいな。
わたしもそうだったのでめちゃわかります。
そんな方はこちらの記事を参考にしてみてください。
(準備中)値上げに罪悪感のあるフリーランスは稼げない。 お客様を喜ばせる料金アップの方法【メール・LINEでOK】
インボイス制度実施されるのは令和5年からだからまだ先ではあるんですよね。既にすごい反対されてるらしいので本当に実施されるのか、どうなんですかね。
まとめ
- 免税事業者は「 消費税課税事業者届出書」を提出して課税事業者になってインボイス制度は攻略
- 手続きは意外と多くない(届出書の提出、年1回の消費税の申告など)
- デメリットと思われるマイナスは料金アップで解決
以上になります。
フリーランス・独学・WEBデザインについてツイートしています。質問もTwitterで受け付けていますのでお気軽にどうぞです。
Rin/独学でデザイナー/YouTubeで初心者向け講座(@rindesign_2017)
人気の記事
独学でもwebデザイナーとして独立できるのか現実的に考える①【独学でデザイナーになれる理由5つ】
【Adobe購入価格】1番安いのはAmazonです【比較】
【イラレ初心者】最新おすすめの本18冊まとめ2019【CC対応】