フリーランスなのに待ってればお客様からお願いされる理由6つ【営業しない集客方法・リピーター編】
フリーランスでも「待っていればお客様からお願いされる」ことが可能な、営業しない集客方法を解説していきます。
お疲れさまです、りんです。
わたしは独学からフリーランスWEBデザイナーとして独立して、実績としては大手企業や著名な方のデザインも手掛けてきました。
最初から人脈があったわけでもなく、特別なことは特にありませんでしたが、ほぼ営業活動をしないでここまで来られました。
その理由というか結論でもあるんですけど、
「リピートと、そのお客様からご紹介される事」これに注力してきたからです。
新規のご注文は+αの位置づけ
「リピート・ご紹介」に注力していますが、もちろんSNSの発信とクラウドソーシングサイトに登録するなど、やれる事はやっておきましょう。
閲覧可能な制作物(ポートフォリオ)からご注文フォームまでの導線がしっかりあれば、ここでも自然に注文は来ます。
開始したばかりでゼロベースの場合
まだ開始したばかりでお客様がいない状態の場合は、こちらを見てみてください。
未経験からWEBデザイナーになる基本【その前にやるべき練習】
実践練習の段階から見込み客の獲得をしていく具体的な方法を解説しています。
- 実践練習として無料で作りまくる
- 作らせてくれる人の見つけ方は職場、友達、SNS
- 無料ですが手抜きせず、リピートに繋がる対応をする
極論ですが、1人でもお客様がいればリピートとご紹介から受注数を拡大していくことは可能という理論です。
リピートを獲得していく方法
お客様が「また頼みたい!」と思う心理は下記の通りです。
- わかってくれる
- 任せられる、任せたい
- 何でも言える、何でも聞ける
- 相談できる、相談しやすい雰囲気
- 楽できる
- 早い、納期に合わせてくれる
順番に説明していきます。
1.わかってくれる
よく女性は共感を大切にする、などと言われてますが男性も滞りなくといった印象です。
ヒアリングの際に事業のビジョンなどをお話してくださるときや、デザインイメージなどを聞くとき、絶対否定しないようにしましょう。
否定的に取られるようなワードもNGです。
万が一「ださすぎる…」デザインを希望された場合
初回デザインサンプル提出のときに、お客様のイメージそのもののデザインと、改良版を提出すればOKです。
あえて否定意見を伝える必要はありません。
伝えるのはプロ視点だけ
例えばホームページのデザインの希望が「明らかに使いにくい構成」とか「古い形式」だった場合は、実用性がないという事なのでプロの視点からお伝えするべきかなと思います。
お伝えした結果、採用されないならそれはそれでOKです。
一歩だけ先のご提案
ご提案をするとき、お客様のイメージの一歩だけ先のイメージを提案しましょう。
匙加減が難しいかもですが、簡単に言うとお洒落すぎちゃダメということです。
「お洒落すぎて無理」と思われるものの提案は、どんなにお洒落で時代に合っているものだったとしてもデザイナーの自己満です。
なので「わかってくれる」と思ってもらえるために否定意見は言わないのですが、プロ視点での提案と、改善すべきはサンプルでプラスするという感じがおすすめです。
2.任せられる、任せたい
これは簡単で何か相談された際に「お任せください!」と言う、ということです。
言葉で伝える=安心 させてあげられます。
「わからない、出来ないことにも任せてって言っていいの?」
と思うかもなんですけど、
その場合は
「お任せください!すぐに調べます!」と素直に伝えればOKです。
3.何でも言える、何でも聞ける
先ほどの2の続きにもなるんですけど
わからなくても調べるような前向きな姿勢、最初から投げやりにしない姿勢は伝わるものだと思っています。
「とりあえず、〇〇さんに聞いてみよう!」と思ってもらえて、思い出してもらえる存在になれていれば、少なくとも“営業しないで集客する”という目標のポイントはばっちりおさえられているという事になります。
4.相談できる、相談しやすい雰囲気
こちらも簡単で「何でも相談してください」「いつでも言ってくださいね」という神ワードを、メールやLINEの文末などに付け足します。
意外と言うのは簡単かもですが、実際に責任を持って言える業者は少ないです。
「何か不安や問題があっても○○さんがいるから大丈夫」と少しでも思ってもらえたら、そのお客様の事業にとって必要不可欠な存在となれます。
5.楽できる
これも本当に重要だと思っていて、例えばヒアリングでデザインのイメージを聞いているとき「カフェなんだけど、ホームページにどんな項目を入れようかな」とかお客様が悩んでいたとします。
そうしたら、同業他社を“こちらが”調べるんです。
「決まったら教えてください」というのは“営業しない集客”にとって論外です。
お客様の疑問に対して、こちらが調査してわかることは基本的には全てやります。
「もしわからない事や、調査にお金がかかる時はどうすればいいんだろう?」と思うかもですが、その場合はそれを素直に伝えます。
「こういった情報まではわかったのですが、わたしには難しくて詳細がお伝え出来なくて、もしだったら○○という機関に問い合わせてみた方がいいかもです。」とURLも記載です。
6.早い、納期に合わせてくれる
納期に合わせるのは当たり前ですが、普通に納期を守れない業者もいますのでチャンスです。
お客様が掲載される雑誌の出版に合わせたいとか、オープンに合わせたいとか、大事な納期というのがあると思うのですが、結構近々で言われることもあります。
頑張って納期に間に合わせてあげましょう。
どうしても無理な場合の断り方としては
「今月は無理なんです」ではなくて「◎月◎日なら可能です!」とやる気のある姿勢で次の提案をお伝えします。
それで無理なら無理ですし、または特急対応してくれる他社さんを紹介してあげるのも親切だと思います。
まとめ
- お客様に「また頼みたい!」と思ってもらうことに注力する
- 新規獲得に消耗することなく受注していくことは可能
一応、注意点ですが、営業活動はできるにこした事はありません。
営業活動にプラスして、リピーターもつけていけたら最強かなと思います。
以上になります。
人気の記事
独学でもwebデザイナーとして独立できるのか現実的に考える①【独学でデザイナーになれる理由5つ】
【Adobe購入価格】1番安いのはAmazonです【比較】
【イラレ初心者】最新おすすめの本18冊まとめ2019【CC対応】
YouTubeでも解説しています。
YouTubeでは「独学でデザイナーになるお話」「実践で使うデザインの技術」「AdobeIllustrator・Photoshopの操作について」「営業しない集客」についても発信していきます。
フリーランス・独学・WEBデザインについてツイートしています。質問もTwitterで受け付けていますのでお気軽にどうぞです。
Rin/独学でデザイナー/YouTubeで初心者向け講座(@rindesign_2017)