報われないフリーランスとは器用貧乏なのである【やるべき事は1つだけ】
「割と何でも出来ちゃうけど、突出するものがない…」
そういう器用貧乏な人は起業向きではないことが多いのですが、器用貧乏フリーランスなわたしが実際にやってきた解決策があります。
もしかしたらこれを見て「あ、自分は器用貧乏だったんだ」と気付いてすっきり出来て対策していける人もいるかもしれません。
- 前半:器用貧乏な人の特徴を解説
- 後半:やるべき1つの解決策
器用貧乏という自覚がある人には恐ろしいくらい当てはまる特徴ですよ。
YouTubeでも解説しています。
動画の方がわかりやすいよって方はこちらからどうぞです。
器用貧乏の特徴
①割と何でも出来ちゃう
共通項を見つけるのが上手いので要領掴むのも早くて割と何でもこなせちゃうタイプです。どこいっても上手くやれちゃうんですよね。
独自のマニュアルみたいなものが脳内に出来上がっています。
②習得は早いが飽きるのも早い
覚えるのは早いんですけど、ある程度理解できると一気に飽きます。
たぶんこれも出来ちゃうだろうなってことはもう本能でわかってるんですよね。その確認作業をしたら満足と言うか。
攻略って感じたらつまんなくなりますよね。
どハマりして満足したら一切やらないとかです。
③突出しない
その結果、突出しません。
なにか1つだけトップレベルに上手いとかにはなれないんですよね。
全教科平均して80点みたいな。これがコンプレックスになりがちです。
自分で出来ることもわかっているのにやらなかったりとかする場合もあります。「出来ないんじゃなくてやらないだけ」みたいな。
④ハングリー精神がない、又は少ない
「誰かを蹴落としてでも1位になる!」とか「絶対負けたくない!」とかないタイプです。負けるもんかっていう精神が少ないです。
やったらいつもある程度までは上手くいくんだよなーて感じでやってるだけなので、そこに価値を見いだせていないことも多いです。
出来ること自体が凄いことだったりするのに自分にとっては全く凄いと思えないんですよね。
なので特にハングリーになれる性質もないのかなと思います。
⑤好き嫌いがない、又は少ない
これは絶対やりたい!とか逆に絶対やりたくないから、あなたがやってね!とかないタイプです。
頼まれたらやるし、自分がやったほうが早いし、そこに大きな感情の動きはない感じです。
やったら楽しめるところも器用に入りますよね。
⑥職場ではデキる人のポジション
なので職場ではデキる人材として扱われることが多いのではないでしょうか。
リーダー的ポジションにされたり、他の人より時給が上がっていったりとかですね。
リーダーになったからといって新人の仕事は新人がやれとかも思わないので、より一層デキる人材として扱われていくんですね。
これが割とどんな職場にいっても起こります。
器用貧乏とフリーランスの相性
器用貧乏の特徴いかがでしたか?
ぞっとするくらい当てはまる人もいると思います。
良かったらTwitterでリプくださいね。
Rin/独学でデザイナー/YouTubeで初心者向け講座(@rindesign_2017)
「オールラウンダーでなんか凄そうじゃん器用貧乏って!」と思われるんですよね。
でも自覚のある人はおわかりと思いますが、何でも出来るがゆえに「これだけは!」という特別なものがないんですよね。
特技はなに?と言われても自信がある1つのものなんてないしなぁ…という感じです。
やったら人より出来ちゃうことが多いっていうだけんなんですよね。
でもフリーランスでは、平均80点よりも1つの120点が必要と思います。
解決策1つ
そこで、実際にわたしがやってきた解決策は1つです。
「ストレスを感じない事だけを続ける」です。
好き嫌いとか関係ないです。ただストレスのない事だけをひたすら続ける環境にします。
ストレスを感じない事「だけ」というのもポイントで、他は全て捨てます。
辞めてもいいし、委託・外注でもいいでしょう。
でもこれだけだと器用貧乏の皆さんはまだ選択が難しいんです。
自分は何が好きかな?嫌いかな?で選んでも今までとあまり変わらないと思います。
なので、わたしはまず「好き」を捨てました。
「好きな事を仕事にできるのがフリーランスのいいところじゃないの?」と思いますよね。
これには2種類の稼ぎ方があると思っています。
- 好きな事で稼ぐ
これ出来るなら最高ですよね。それならそれでいいんですが器用貧乏のタイプには難しいんじゃないかなと身をもって実感しています。
色々出来ちゃうだけに、ですね。 - 稼いで好きな事をする
わたしはこっちを選択しました。
「好き」ではなく「嫌い」に着目
極論、ストレスを感じることがあったら改善するのではなく捨てます。業種にもよるし上手い例が思いつかないんですけど、やっていくとわかると思います。
器用貧乏の皆さんはおそらく今回の内容を頭に入れておけば徐々に感覚掴んでいけるようになると思います。
さすが器用貧乏のやつですね。
器用貧乏な人がフリーランスで稼ぐために
- ストレスを感じない事だけを続ける
- 「好き」は関係なく「嫌い」だけを察知して排除していく
- ストレスのある物事に関しては改善ではなく捨てる
物事を細分化して、ストレスがあるかないか敏感に察知していってください。
そして稼いでから好きな事をしたらいいと思います。
結構極論と思うので、器用貧乏な人向けの内容かなと思います。
上手い事かみ砕いて応用してもらったり、今の自分から脱却したいとか、もっと稼ぎたいとか、方向性への迷いを無くしたいとかもある場合も参考にしてみてください。
器用貧乏は凄いんだぞ
基本的には器用貧乏って、貧乏かどうかは別として凄い才能と思います。
気配り上手な人も多いじゃないですか。
なので自信は持ってよくて、ただ経営面ではやり方を決めていかないと稼ぐことが遠くなりがちなのでそこはいつも通りやらないで気を付けていけばいいかなと思います。
以上になります。
人気の記事
▶営業が苦手なフリーランスは稼げます①【どんどんリピートされるやり方】
▶【青汁王子から学ぶ】フリーランスが納める税金はいくらなのか知っておきましょう【個人事業主】
▶【インボイス制度攻略法】フリーランスは書類を1枚提出しましょう【個人事業主】