フリーランスの報酬未払いトラブル!支払ってもらえない理由は2つだけ【メール・LINEでも同じ方法で解決】
2020年に厚生労働省がフリーランスのトラブル相談窓口の整備に乗り出すそうですね。
フリーランス増えてますもんね、副業もフリーランスです。
YouTubeでも解説しています。
動画の方がわかりやすいよって方はこちらからどうぞです。
フリーランスのトラブルの定番
フリーランスのトラブルというと未払い問題が必ず、絶対に話題に出てきます。報酬を支払ってもらえないトラブルですね。
まず結論ですが、 支払ってもらえない理由は2つは
- 後払いにしている
- 契約書を作っていない
この点が大きいというか、答えなんですけど業種的に不可能な場合は意味ない内容になってしまうかもです、ご了承ください。
でも考えてみたら先払いって最高じゃないですかね?
「ちゃんと払ってもらえるかな?」とかも思わないし「支払期限過ぎてないかな?」とかも確認しなくていいので、精神的負担がゼロになります。
大手とか、信頼できるような関係の企業さんなら未払い覚悟で後払いもOKと思うんですけど、わたしはそれ以外は先払いをおすすめします。
先払いで更に契約書があれば未払いってほぼあり得ないと思ってますし実際あり得てないです。
支払いまでの流れも合わせて解説していきます。
先払いにしない理由
まずそもそも何故、先払いにしていないのか、問題は2点と考えます。
- 業界の当たり前
後払いとか、末締め翌月払いがあたりまえとかですね。 - 信用してもらえない
お客様側からすると「お金払って商品が届かないんじゃないかな」とか思われちゃうパターンですね。
実績のない個人のフリーランスだとそう思われても仕方ないのかもしれません。
この2点のどちらの問題もわたしが思う解決方法は同じで、
「信頼を得てから先払いの流れを作る」です。
つまり支払のタイミングっていうのが大事なんですよね。
一応この方法で今まで、前払いが理由でお仕事を断られたことはありません。
先払いの流れを作る方法
信頼を得てから先払いの流れを作る方法を解説します。
これもちょっと業種によるところも出てくるのかなと思うのですがおおまかな流れを説明します。
- まず注文がきますよね
- 打合せがある場合は打合せをして、
- 商品・サービスの準備を始めます、制作とかです
- 完成までいかないタイミングで内容を確認してもらいます
- このまま完成まで進めて納品を希望するなら、この段階でお支払いと契約をしてもらう
- 支払い確認後に、完成させて納品
こんな流れです。
WEBデザインの例
WEBデザインを例に説明します。
- まず、注文依頼が来ますよね。
- そして打合せしてどんなものを作るかおおよそ決まると思うんですけど、ここでなるべく細かく決められるとベストです。
それをもとに契約書を作ります。 - そして制作に入ります。お支払いはまだです。
例えばわたしならまずデザインだけをイラレで作るんですね。デザインを作って、でもまだここから絶対修正のやり取りはあると思うんですよ。 - お客様に対して第一段階のデザイン提出をします。
ここまでで、お客様に伝わる情報
- わたしの対応がどうだったか
- 任せられそうか
- 嫌な感じがないか
- デザインの良し悪し
- 言ったことが伝わってデザインになっているか
- わたしとこのまま作業を進めていいのかどうか
この辺が、打合せから第一段階のデザイン提出でおおよそわかるんじゃないかなと思います。
そして、そこで「こちらのデザインですが、これから修正のやり取りを重ねて、構築して完成させていきます。修正作業に進む場合はお支払い・ご契約頂く流れになります。お支払い・ご契約頂くとキャンセルはできませんのでご注意ください。」とかって言って先払い・契約の流れにします。
今この段階でのキャンセルも大丈夫だよっていう意味も含まれています。
ここまですが一連の対応を見てもらってるのでお客様としてもいきなりの前払いじぁないので安心だし、契約書ってお客様にとっても有効なものなのでより安心ですよね。
例えば制作されたものに不備があれば契約書と違うわけだから違反ですよね。
支払ったのに納品されないなんて違反すぎますしね。
金額が大きい場合は、制作する部分ごととか、着手金でもしそれ以降の支払いがなくても赤字にならない金額を貰うとかします。
流れをまとめると、
- 完成前に見せて
- 商品・サービスがほしいならお支払い・ご契約してもらう
制作と納品の中間で支払いをする、ある程度フェアなやり取りだと思っています。
先払いで重要なこと
ここで重要なことが2つあります。
①不明点を全てクリアにすること
支払いの時点で、ご不明点がないか絶対に確認して、お客様が感じている些細な疑問の全てをクリアにします。
少しでも不信に思われているスタートって後からがきついんですよ。
逆に信頼を得てからのスタートってお互いにスムーズに進められます。いちいち疑うことがないからですね。
で、あと以前あったのが、先払いで商品もらえない被害にあったことがあるお客様がいて不安だということだったので請求書に今回の先払いの流れを全部明記してほしいって言われて全てそのようにしました。
こちらとしては商品を渡さないなんてことはあり得ないわけなので、お客様が安心できるような要望があるなら全力で対応するといいと思います。
②支払い後こそ積極的に対応
これがたまにいるんですけど、支払ったとたん返信スピード落ちるみたいなとか、対応が雑になるみたいな。
支払われるまでが仕事と思っちゃってる人ですね。
それは絶対によくないし、自分にとっても良くないですよ。多分そういうことしてると紹介とかされないじゃないですか。一生新規獲得していかなきゃになっちゃうので自分にも良くないです。
なので、ありありとわかるくらい支払い後こそ積極的に親切対応でいいと思います。
何度でも「ありがとうございます。」と言っていいし、「何でも聞いてください」と言っていいと思います。実際そうしています。
まとめ
- 確実に報酬を支払ってもらうためには「信頼を得てからの先払いの流れ」をつくること
- 制作と納品の中間でお支払いが発生するようなフェアなタイミングに先払いしてもらうこと
- 契約書はお客様にとっても有効なものなので作っておくこと
- 不明点を全てクリアにして、お支払い後こそ積極的に親切対応する
以上になります。
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